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映画「ピンクスバル」イスラエルと日本の深い関係

      2016/02/11

映画ピンクスバル
イスラエル、パレスチナに住む人たちの日常を描いたコメディ映画

イスラエルやパレスチナと聞くとどんな想像をしますか?
紛争が絶えない危険な地域。そんな死と隣り合わせの非日常にも日常が必ずある。
家族や友人と日々の生活を生きている人達がいるんです。
この映画はイスラエルやパレスチナに住む人たちの日常を描いたコメディ映画。

私はパレスチナやイスラエルに行きたくなったし、もっといろんなことが知りたくなりました。
「ピンクスバル」という題名も気になりますよね???

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イスラエルと日本の自動車スバルの関係から始まるストーリー

イスラエルは70年代から近代化が進み車が不可欠な社会となっていきましたが、当時多くの自動車メーカーは市場の大きいアラブ諸国へ輸出をして、イスラエルへは消極的だったんです。
その時日本の富士重工だけはイスラエルへの輸出に乗り出し、その結果イスラエルを走る自動車のほとんどが「スバル」に。「スバル」は彼らの生活の希望の星となっていきました。

一方、隣接するパレスチナの西岸地区では、
人口に対してカーディーラーが圧倒的に少なく、自動車の需要を満たすために「車泥棒」が多く存在していました。パレスチナで盗んだ自動車は国境を超えてパレスチナで販売されていました。この「車泥棒」業は、後に産業と呼べるまでに発展し、今でも脈々と受け継がれています。 〜映画本編より抜粋〜

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新車を車泥棒に盗まれた!!みんなの幸せのために探し出すんだ!

主人公ズベイルは、車を買うために20年働きついに新車「スバル」を手にしました。
それは彼の喜びであり、数日後に結婚する大好きな妹を結婚式で乗せるための大事な車。家族、親戚、ご近所さん、友人たちみんな総出で彼の新車を祝福します。
そんな幸せ絶頂の矢先、朝起きたら車が消えている!車泥棒だ。

彼は家族と友人に協力してもらい車を探してまわります。
友人の車泥棒にも捜索を依頼する緊急事態。
妹は落ち込んでる兄を想い、車が見つからなければ結婚しないと表明。
それはまたまた一大事です。さあ、車はみつかるのか?

監督がこの映画で表現したかったこととは

監督は小川和也さんは、この映画を製作するにあたり「政治や戦争の話はいっさいしない」と決めたそうです。
それがタイトルからも伝わるようにと「ピンクスバル」と題しました。
彼らの国の男性にとってピンクは、すごく恥ずかしい色だそうです。映画の中でピンクがどう出てくるかは観てのお楽しみに。
確かに、「ピンク」とから怖い映画は想像しませんね。

ピンクスバル公式サイトはこちら

小川監督のインタビュー記事My Eyes Tokyo

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ジャーナリストが伝えていることは10%ほどかもしれない。残りの90%の日常を

私たちが情報として入るのは、現地の紛争や危険な様子。確かにこれも現実だけど、民族の多様性から生まれるのは争いだけ?
多様な人種、価値観が集まったら面白い事も生まれる。現地では人種を超えて仲良くしている人も沢山いるんだとか。
人はひとつの物事を見るときに、「自分の立ち位置」から見えるものを感じたり、考えたり、発言したりするものです。その位置を「自由に移動できる知識や経験」をもっとしたいと思える素敵な映画です。

あなたはこの映画をどこからみますか?みましたか?
それともピンクスバルで移動中??

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photo by Shoji Nagano

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